〜着せ替え人形〜






チェック柄のブリーツスカート。

真っすぐな細い脚。

膝下までの紺色ハイソックス。

強く抱きしめたら折れてしまいそうなほど華奢な腰。

丸襟の白いブラウス。

 部屋の鏡に映し出されたその姿は、『清楚』という表現がぴったり当てはまる少女……である。

「これで終わり?綾香さん」
「そうね、これで服装は完璧。あとは髪の毛のボリュームを増しておこかしら」

 そう言いながら、その少女にえんじ色の長袖ブレザーを着せているのは先ほど綾香と呼ばれた女性である。顔立ちに少し幼さこそ残しているものの、少女と比較すれば格段に大人の雰囲気を漂わせている。可愛いというよりは綺麗という言葉が似合うだろうか。長い黒髪と切れ長の目が特徴的である。

「可愛いわよ、葵。お尻と胸がペッタンコなのが少し残念だけど」

 ブレザーのボタンを止めてあげていた綾香が嬉しそうに語りかける。

「だって男の子だもん。綾香さんみたいに胸が大きくなるわけないよ」

 そう言って葵はすねたような表情を見せた。自分のことを『男の子』と呼ぶ少女。倒錯した状況に説明を加えなければならないが、実は葵、中身はれっきとした男子である。

 幼い頃から隣同士に住み、5歳ほど年下の葵を、1人っ子の綾香は昔から実の弟のように可愛がってきた。ところが最近、その関係が少し変わった方向に発展しつつあった。きっかけは綾香が冗談半分に自分のお古の洋服を葵に着せてみたことである。
 もともと男の子にしておくにはもったいないほど整った顔立ちの持ち主である。予想した通り、女の子の服を着た少年の姿は可愛らしく、可憐だった。初めて女装させられて、不安げに綾香を見つめるその瞳を見たとき、彼女の倒錯趣味が目覚めてしまったというわけである。それ以後、自らのお古だけでは飽き足らず、時々女の子用の服を買ってきたり、仕立てたりしては、葵に着せて楽しんでいる。

「ねぇ、本当にこの格好で行くの?恥ずかしいよ……」

 次第に不安が募り、スカートを手で押さえながら尋ねてみる。そんな葵の頬に綾香は優しく手を触れ、諭すように言う。

「大丈夫よ。どこから見ても女の子にしか見えないわよ。それにイベントに来ている人たちなんて、いちいち他人のことなんか気にしてないわ」

 最初は綾香の部屋の中で衣装の着せ替えを楽しんでいただけだった(楽しんでいたのは、もっぱら綾香だが)。そのうち女の子の服を着たまま外に連れ出されるようになり、最初は夜のコンビニへの往復程度だったものが、最近では昼間のデパートにまで買い物に出かけるようになっていた。
 もっとも、葵にとっては半分無理やり連れ出されているようなもので、いつも綾香の背中に隠れるようにして外の街を歩いていたし、誰かに話しかけられようものなら、真っ赤になってうつむいてしまうような状態だった。

 今日はそんな葵をあるイベントに連れ出そうとしている。綾香にとって葵を独占したいという気持ちはあるが、おめかしした可愛い妹(弟?)をみんなに見せびらかしたいという欲望にもかられていたのである。

「声だってそんなに可愛いのに。そこら辺の人たちとだって普通に会話すればいいのよ。
 あ、ちなみにね、今葵が着ている制服は私立○○学園の△△ってキャラのコスチュームでね……」

 お気楽に話し続ける綾香の態度に少しだけ反抗心が芽生える。いつの間にか目にうっすら涙が浮かぶ。

「さ、出来上がり。行こう、葵」

 葵のショートカットの髪に付け毛をとめていた綾香は慌てて目を反らすと、そそくさと出かける仕度を整え出した。

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 さて、ところ変わってイベント会場の入り口である。綾香と葵がひそひそ声で何事か話し合っている。

「やっぱり帰ろうよ。あんなにいっぱい人がいるし。こんな格好じゃ恥ずかしいよ……」
「なに言ってるの、ここまで来て。絶対大丈夫よ。ただし、女の子言葉は忘れないでね」

 綾香は強引に葵の腕をとり、そのまま展示ホールへ向かって颯爽と歩きだす。

「(どうしよう。やっぱり見られてるのかな、変に思われてないかな……)」

 しばらく綾香の背中に顔を隠していたが、おそるおそる辺りを見回してみた。

「……!」

 ちょっと顔を上げただけで数人の男性やカップル連れの女性と目が合ってしまった。

「ねぇ、綾香さん、何かすごく周りの人が見てるよ?」
「そう?そんなことないわよ。気にし過ぎよ」

 綾香は気楽に答えているが、実際のところ会場に入ったときから2人は人目を引く存在となっていた。長い黒髪と綺麗な顔立ち、170センチの長身でモデルのような雰囲気さえ感じさせる綾香。一方、対照的に140センチそこそこの身長の葵。少しサイズが合わなかったのか、ブレザーの裾に小さな手が半分隠れているところが可愛らしさを演出している。そんな少女(本当は男の子だが)が綾香の背中に真っ赤になりながらしがみついているのだから、注目の的にもなろうというものである。

 綾香はそう言ったものの、周囲の様子が気になって仕方がない。女性陣など、明らかに自分たちの方を指差して「可愛い」などと盛り上がっている。このプレッシャーには耐えられそうにない。

「綾香さん、お手洗い行きたいんだけど。行ってもいい?」

 おそるおそる切り出してみた。

「あら、いいわよ。一緒に行きましょう」

 綾香はあくまで平然と、葵の手を引っ張って近くのトイレに向かって歩き出す。そして当然のように女子トイレの方に進むと、あたりに誰も見ていないのを確認して一緒に個室に入ってしまう。

「ちょ、ちょっと綾香さん、何するの?」
「その格好のときは『お姉さま』と呼びなさいって言ってあるでしょ。それに女の子言葉を忘れているわよ」

 そう言うなり、綾香が体を寄せてきた。平然としているように見えた彼女も、やはり周囲の雰囲気にあてられたのか少し興奮気味である。

「ごめんなさい、お姉さま。……きゃっ!んんっ!」

 突然葵の唇が柔らかいものでふさがれる。それが綾香の口づけだと気付くまでに時間はかからなかった。

「(や、あ、だめぇ……ぁ)」

 これまでにも何度かキスされたことはあるが、外でされたのは初めてである。綾香は葵のことを同性の友達のように扱っていて、こんな行為もスキンシップの一部だと思っている節がある。しかし毎回複雑な気持ちで心は揺さぶられる。こんな格好こそしているものの、やはり綾香は『異性』であるし、憧れの存在である。優しく触れられるたびに、『男の子』の部分が反応してしまうことだってある。

 そんな葵の想いをよそに、綾香はスカートの上から、太腿からお尻にかけて指でなぞり上げる。

「きゃっ」
「可愛い声出しちゃって。誰かに聞こえたらどうするの?」

 葵の唇をその細い指で軽く押さえながら、綾香が意地悪っぽく言う。

「何だか葵を独り占めしたくなっちゃった…だめね。私。」

 綾香はそう言ってクスクス笑い出した。

「どうしたんですか、お姉さま?……きゃっ」

 もう一度、今度は少し強く抱きしめられた。ちょうど頭が綾香の胸に押し付けられる。彼女のぬくもりを感じて、心臓が早鐘を打つ。ずっとこのままでもいいかなと、のぼせた頭で考え始めたその時、綾香はすっと体を離した。

「さ、行きましょう。まだ会場の中にすら入っていないわ」

 綾香は葵の手をつかむと、個室のドアを開けた。

「ちょ、ちょっと待って。お手洗いを……」

 トイレに行こうと提案したのは人目を避けるためでもあったが、本当にかなり尿意を催していたのである。朝、綾香に制服を着せてもらったときからトイレに行っていない。綾香の手をふりほどいて個室に戻ろうとしたが、いつの間にか女子トイレにできていた行列の先頭の女性と目が合ってしまい、戻るに戻れずそのままトイレを出てしまった。

「(まぁ、後で行けばいいか。会場内にもトイレはあるし)」

 少し乱れてしまったスカートの裾を直しながら、再び綾香の腕にしがみついた……。

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 再びところ変わって、2人がやって来たのは屋上のコスプレ会場である。今日は朝から小雨が降ったりしていて肌寒い天気であったが、会場は大勢のコスプレイヤーとカメラを抱えた撮影者たちでごった返していた。

「何だかすごい熱気ですね、お姉さま」
「そうね。あら、あの衣装可愛いわね。あのキャラは確か……」

 綾香が可愛い衣装に目がないのは知っていたが、アニメやゲーム関連にも詳しいことを知ってちょっと驚くと同時に、意外な一面を見ることができて嬉しくなる。自分が着ている服も、きっと何かのキャラクターがモチーフになっているのだろう。

「(そういえばお姉さまが着ている洋服も、今日初めて見るなぁ……)」

 そんなことをぼんやり考えている葵の目に、いかにもどこかのゲームに登場しそうな女戦士のコスプレをしている女性の姿が飛び込んできた。ハイレグレオタードのコスチュームに長いブーツを履き、腕には手甲を当てている。そして沢山の撮影者が彼女を取り囲み、フラッシュを焚いている。

「(わぁ、露出度の高いコスチューム……。あんな格好して恥ずかしくないのかな。僕があんなの着たら……)」

 自分の妄想にのぼせてしまい、耳まで赤くなってしまった。その時、突然背後から声をかけられる。

「あのー、すみません」
「きゃっ」

 驚いて振り返ると、そこには大きなカメラを肩から下げた男性が立っていた。

「あ、す、すみません。写真一枚いいですか?」
「えっ?あ、あの……」

 思いがけない言葉に混乱する。あたりを見回して綾香の姿を探すが、人ごみの中にまぎれてしまったのか、見あたらない。

「あの〜。無理ですかね。ならいいんですけど」

 頭をかきながら申し訳無さそうに言うその男性に、思わず返答してしまう。

「い、1枚だけだったら……」

 女装した自分の姿を見知らぬ男性に撮られるわけである。後日冷静になってそのことを思い返すたびに、何て恥ずかしいことをしてしまったのだろうと後悔することになるのであるが、今の葵に冷静に判断を下している余裕は無かった。

「はい、目線下さい……撮ります」

 後ろで手を組んで適当にポーズをとる。本当はキャラクターに合った決めポーズがあるのだろうが、葵が知る由も無い。男性は前言通り1回だけシャッターをきると会釈をして去っていった。ほっと胸をなでおろしかけたが、すぐに周囲の異変に気付く。いつの間にか目の前に2、3人の男性たちが列を作っているのである。もちろん片手にはカメラを抱えている。

「すみません、わたしも1枚撮っていいですか?」

 断るタイミングを逃してしまい、仕方なくうなずく。群集心理というか、一度誰かが写真を撮りだすと、すぐに行列ができてしまう。しばらく何人か相手にしていたが、20分ほどたった頃だろうか、急に生理的な欲求に襲われだす。

「(どうしよう、トイレに行きたい……)」

 ポーズをとるために体を動かすたびに、下腹部に鈍い痛みが走り、かなり張っているのがわかる。衆人監視の中、あまりそわそわしたような素振りは見せたくなかった。段々激しくなる尿意をまぎらわせようと、小さく足踏みを繰り返す。

「(この行列、いつ終わるのかな。何だか増えてるような気もするし)」

 イベント会場に入る前ですら注目を集めていた葵である。ここでも周囲の目を引かないはずはなく、女性までインスタントカメラを片手に行列に加わっている。

「(綾香さんどこ行ったの……早く戻ってきてよぉ)」

 心の中で泣き事を連発しているところに最前列の男が話しかけてきた。

「あのー、ポーズとってもらっていいですか?ちょっと前かがみで、両膝に手を当てて……
 あと内腿をくっつけるように……はい。撮りまーす」

 かなり大変な注文だったが、尿意のことで頭がいっぱいで細かいことを考えている余裕もない。素直に言うことを聞いてしまった。
 ポーズをとった瞬間、内腿のぬるっとした感触に、ぴくっと体が震える。

「(や、やだぁっ!)」

 太腿を閉じた瞬間、『男の子の部分』を挟みこんでしまった。そして摩擦による刺激がきっかけになったのだろう。先ほどトイレの個室で綾香に火をつけられた快感の残り火が、一気に燃え上がってしまったのである。次第に熱を帯びてきたそれは、女物の下着の奥から、自らの存在を主張し始める。

「(やだ、やだ、おさまって!)」

 体の火照りを何とかおさめようとするが、一度増幅された快感はすぐに消えてなくなるものではない。それどころか、パンティとこすれあう刺激が、さらに取り返しのつかない方向へと導いていく。

「(このまま走って逃げ出すしかない)」

 その決意とは裏腹に、先ほどとったポーズのまま動くことができない。足が震えて一歩も前に踏み出せそうにない。このまま自分が男の子だってばれてしまったらどうなるのだろう。最悪の事態が脳裏をよぎる。

 その時、背後からいつも聞き慣れている声が響く。

「はーい。ここでカウントとります。10、9、8、……」

 いつの間にか綾香が戻ってきて、良く通る声で何やら仕切りだしている。一斉にシャッターがきられた後、果てしなく続くかと思われた行列が消えていった。

「お待たせ、葵。ひとりにしてごめんね。……もうポーズはとらなくてもいいのよ?」

 撮影者たちがいなくなったのに、身体が言うことをきかない。

「綾香さん、綾香さん……」

 涙目でうわ言のように繰り返し、両手でスカートの裾をぎゅっと握り締めている葵の様子に驚く綾香。とりあえず屋上を出ようと提案し、葵の手をとって歩き出す。

「待って、ゆっくり歩いて……」

 片手でスカートを必死に押さえながら、不自然な歩き方でついていく。早足で歩いたりしたら、溜まっている色んなモノが暴発してしまいそうである。

 屋上を出た2人は、人気の少ないところを探して2階の吹き抜けのところまでやってきた。この会場は1階から2階にかけて吹き抜けとなっており、手すりのところから一階の様子が一望できる。

「もうだめ。とまって……」

 小さな顔を上気させながら、手すりにもたれかかる。その手すりは鉄柵になっており、一階からでも柵越しに彼女たちの姿を確認することができる。

 心配した綾香は葵を背後から優しく抱き締めた。

aoi 「大丈夫よ。落ち着いて、葵」
「あぁ、や、あぁ……」

 背中に綾香のぬくもりを感じた瞬間、全身の力が抜けてしまった。固く握りしめていたスカートの裾が、手からするりと抜けてしまう。次の瞬間、綾香の目に飛び込んできたのは、押さえを失った葵の『男の子の部分』が自己主張を始めた光景だった。女物の小さなパンティに収まりきれなくなったそれは、葵の動悸に合わせて短い制服の裾を跳ね上げんばかりに脈動している。まだ何とかスカートの中に収まっているため、綾香から直接見えているわけではないが、そのことが逆に葵の羞恥心に火をつけた。

「だめ、だめぇっ。見ないでっ、恥ずかしい……」

 ひょっとしたら、スカートの奥が一階から丸見えかもしれない。そんなことを考えるたびに、そして先端がスカートの中でこすれるたびに、快感がとめどなく増幅していく。

「あ、あぁっ、ひぁぁっ!くうん!」

 すでに手で押さえつけたところで収まるような状態ではない。中腰になって手すりにつかまり、ただひたすら耐える。
しかし、身体の昂ぶりは絶望的な状況へ葵を導いていく。

「もう、いやぁぁ……。ん、んんっ!」

 絶頂に達するのを少しでも遅らせようと、全身の力を抜いてみる。その時、尿道を意図しない熱い液体が通り抜けた。
 迫りくる快感のために一時的に薄れてはいたが、限界近くまで張りつめていた膀胱は、一瞬の括約筋の緩みを見逃さずに溜まりに溜まった液体を外に放出し始める。スカートの一番盛り上がったところに小さな黒い染みが広がり、その直後、裾からポタポタとおしっこの滴が落ち始める。

「やっ?やぁぁぁ!そんなの出ちゃダメぇっっ」

 予想外の事態に狼狽し、慌てて下腹部に力を込めなおすが、それが最後の引き金となってしまう。お漏らしは一時的に止められたものの、力を入れた拍子に、最大級の快感がスカートの中で駆け巡る。

「きゃふぅっ!……」

 小さな悲鳴が洩れる。半開きの口からはよだれが垂れ、足の震えが止まらない。

「(もう……もう、だめぇ……)」

 数瞬後、自分が絶頂に達して、はしたない姿をさらすことが避けられないであろうことは、容易に想像がついた。しかし、結局どうすることもできない。制御不能となった体を自分の腕できつく抱きしめる。

「葵!葵? どうしよう、どうしよう……」

 先ほどから葵の痴態に驚いているばかりの綾香であったが、苦しそうな表情を見てとたんに慌てだす。

「葵っ!」

 綾香はいとおしい男の子の名前を呼ぶと、そのまま正面から抱き締めた。

「ちょ……!そんなことしたらダメぇっ!」

 はっと我に返り、綾香を押しのけようとするが、全く腕に力が入らない。

「や、あ……いっちゃうっ 出ちゃうっ!あ、あぁっ、いやぁ、ああぁぁぁー!」

 抱きしめられたときの衝撃も手伝って、とうとう絶頂へと導かれる。『男の子の部分』から白く熱いものが迸った。最初はスカートに当たって下に落ちていたが、大きく広がった黒い染みの真ん中を突き破って空中へと飛び散っていく。身体を寄せている綾香のスカートのあたりに次々と染みを作っていく。

「葵……大丈夫?ねぇ、大丈夫?」

 今まで味わったことのない、脳天まで突き抜けるような快感が全身に満ちる。視界が白く反転して、身体の力が抜けていく。

「ごめんなさい……お洋服汚しちゃった」
「いいのよ、葵、そんなこと気にしなくて」

 そう言いながら綾香が優しく抱き締め直してくれた。合わせた頬から体温が伝わってくる。

「綾香さん……僕……」

 体のある部分が温かくなっていくのを感じながら、憧れの人の名前を呼んだ。

「葵?どうしたの……?」

 葵の虚ろな目を見て、綾香は再び慌て出す。

「おしっこぉ、漏れちゃう……」

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 すでに靴下までぐっしょりと濡らし始めていた葵を、どうやって会場の外まで連れ出したのかは、綾香ですらはっきりと覚えていない。葵が完全に正気に戻ったのは、家に連れ帰って濡れた制服を脱がせているときであった。泣きじゃくる葵をなだめながら、綾香は少しやり過ぎたかと反省したが、数日後にはすっかり忘れ、次はどの衣装を着せようか、思案と妄想を巡らすのであった……。









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